2012年04月06日

おとをたのしむ

24節期の清明の日:4/4.5頃

すべてが明るく清らかで、生き生きとしてすがすがしく感じられる頃。草木の花も咲き始めます。

「清明」は「清浄明潔」の略といわれています。

万物(ばんぶつ)発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽は何の草と知るるなり (暦便覧)

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もぞもぞすると思っていたのは、これだったのだな~と改めて思うのでした。

清明の日の夜

楽士達のOTONONIWAが キャンドルナイトでお世話になっている

東壽院様でありました。

トラディッショナルサウンド 堀池さんの主催

今回は、フランスで活躍する《KY》 



☆仲野麻紀 y
サックス、歌 [sax, metal-clarinete, voice]




パリ市コンセルバトワールJazz科修了。即興という方法で、様々な類のミュージシャンとの演奏を実現し、

自己のフォルクロールを探求するユニット「Ky」を主宰。「interactive art」を洗足現代美術研究所と共に、

モロッコでは造形作家とスーフィー音楽家と、音の制作に取り組む。世界に溢れる自然の音に触発され

紡ぎだされる音を、saxを通しての表現をめざす。


☆ヤン・ピタール Yann Pittard ( France) Ky
バリトンギター、ウード





2000年Vannesジャズフェスティバル賞。インドにてドタラをNimai chan Baulの元で習得。

2004年パリ市コンセルバトワールを卒業。同年エジプトへ渡り、ウードをHazem Shaheen、Abdo Dagherに師事。

ベンガルの吟遊詩人 Paban das baul (Real World CD Tana Tani録音)

Cheick-Tidiane Seick & Marque Gilmoreと共演。シリア人フルーティスト,Naissam JalalとのDuo,

レバノンのRayesse Bek Orchestraのメンバーで活躍。

スタジオワーク、ドキュメンタリー映画の音楽制作に多く携わる。






仲野麻紀さんとヤン・ピタード氏2人のユニットKy(キイ)

コートジボアール出身のカメレンゴニ奏者バジール・サノゴをゲストに

☆バシール・サノゴ Bachir Sanogo (kamale n'goni,voice) ゲスト
カメレンゴニ [kamel N’goni, voice]




アビジャンに生まれる。2000年に来仏、Georges Momboye主宰カンパニーで活動。

Trilok Gurtuのアフリカプロジェクトではメインボーカルを、Frédéric Gallianoとの演奏を通し

伝統的なアフリカの音楽とジャズ、エレクトロニックの融合に試みる自身のグループDenssikoを2003年に結成。



出身国もそして 奏でられる楽器も多国籍:アラブのウード トルコのメタリック クラリネット 西アフリカの

カマレンゴニ(=西アフリカ、ワスレ地方で使われる撥弦楽器。コラの祖先。)

その場で紡ぎだされる音に はじめて聞く音の幅にも

民族楽器って すんなりと心にはいっていく。

フランス語のアンニュイな雰囲気や、西アフリカの言葉もなぜか懐かしさを感じたりで

不思議な空間にどっぷりとつかってきました。


その場限りの音をつくりだしているって感じ!!

そこでしか味わえない 感覚!!でした。


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「音。それは自分の中にも、そして耳を澄ますと外からも聴こえてくるもの。

音に触れる。それは自分に触れること、他者に触れること、気づくこと。

音を出す。それは自分に気づく、相手に気づくこと。」・・ky紹介より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・プログラムより抜粋





二部では SPAC専属俳優の 奥野晃士さんが 朗読でジョイント

語りとkyの演奏のかけあいが また一層もりあがって








とても贅沢な時間を すごさせていただいたのでした。





清明 ・・・ 土のしたから生命が動き出す

それぞれが、光り輝き お互いを認め 融合する

 
  


Posted by kai at 22:12Comments(0)

2012年04月06日

あおぞら

青空だけど

だ動きはとまらないね。

いっしょに

かけめぐりたいと

ふとおもう
  


Posted by kai at 17:28Comments(0)